「……っ、親父っ!! か、母さんは?」 俺はその足をつかみ、あらん限りの声で叫んだ。 「……あいつは男に騙され、殺された。俺と言い、本当にあいつはつくづく男運の悪い女だ。 ほら。お前の相続だよ。100万円だ。良かったな」 ………嘘だ、そんなん。 親父は、束になったお金を座っていた俺の前に投げ捨てた。 「信じたくないなら調べてみるといい、この出来損ない。 墓は、この街の山奥にある」 その言葉を聞くのを最後に、俺の意識は途切れた。