『翼咲ー、また翔真に勝ったのか!』 道場の先生が俺の頭を撫でて褒めた。 『うん!凄いだろ?』 『ああ、凄い凄い。翔真は本当に翼咲には適わないなぁ……』 そうやって褒められるのがいつも気持ちよくて、 俺が空手の大会で翔真を負かしてバンバンと優勝をするようになるのに、 そう時間はかからなかった。