兄さんは、俺にとって憧れだった。





それは、ずっとずっと変わってない。





どんなに痩せても、俺より背が低くても、




雰囲気が昔より頼りなくなってしまっていても、





やっぱり兄さんは兄さんなんだ。






暁にぃは、何があっても暁にぃのまんまなんだ。





いつもいつも俺を引っ張ってくれて、俺にたくさんのことを教えてくれた人なんだ。







兄さんは俺をいつも気にかけてくれてて、



保育園から帰ってきた俺と



友達とでいつもいつも一緒に遊んでくれんだ。







……俺は、そんな暁にぃが一生好きだ。







……たとえ暁にぃの身に何が起ころうとも、俺はずっと好きだよ。