「どうして、言ってくれなかったの?

本当は、生きてるって」


そう、君は死んでなんかいない。



生きていた。


機械に繋がれ、だけどちゃんと息をしていた。



「今ならまだ、間に合うから病室戻ろう…」



君がここにいたら、戻れなくなる。