けれど、もしそこへ誘(いざな)ってくれたのが流夜くんなら、たぶん私は一緒に行くだろう。 手を差し出してくれたら、迷いなく重ねて。 「………!」 急に顔が熱くなった。なんか恥ずかしいこと考えた気がする! ぶんぶん頭を振って必死に冷やそうとしてみる。 意味なかった。 「咲桜? どうした」 リビングにいる流夜くんに気づかれて、はっと固まった。 「な、なんでもないと思う!」 叫んで、さっさかご飯を並べる。 いつの間にか三人で摂ることが当たり前になってきたような感覚のあるうちの食卓。