fairy3 空の物語 中

【シアン】

【死んだ奴と一緒にされては困る】

たったその一言が私の奥深くに刻まれた時——

周りから聞こえる雪菜たちの声も、剣がぶつかり合う音も全て聞こえなくなった。

暗闇の中に一人放り込まれた気になり目の前が真っ暗になる。

たったその一言が私の動きを全てを止めたのだ。

体を動かすことも考えることも、何もかもがどうでもよかった。

ただひたすらに。

『死んだ……ソレイユが……』

その言葉を何度も何度も繰り返し声に出し続けていた。

オルドの言う通りソレイユたちが死んだなんて思いたくもなかった。

早く探し出して抱きしめてあげたい。

話を聞いてもらいたい。

私の思いを知ってもらいたい。

でも今の私をソレイユが見たら何て言ってくれるのだろう。