「何か理由があるもかもしれない。話すとするなら全員集まった時だろう」
『じゃあ今は全員居ないから話さない、そういうこと?』
「多分」
『……なにそれ』
クレールは息を深く吐くと先に行くように飛んで行く。
俺はその背中を見つめ目を細めた。
クレールの言う通り奇跡の存在は謎が多い。
一緒戦ってくれているってことは今のところ仲間ってことなんだろうけど。
いつか奇跡が敵になる時が来るのだろうか?
『ちょっと優空。何してるのよ?』
「今行く」
でも俺は奇跡を悪い奴だとは思えない。
あいつは時々凄く優しい表情を浮かべることがある。
それは雪菜が笑顔でいる時だ。
雪菜が笑ったり元気で居る時、奇跡は遠くから様子を見守るようにじっと見ていることがあった。
その目は愛しい人を見るような目つきじゃない。
そうあの目は“家族を見守る”ような目だった。
「まさか奇跡は雪菜の……?」
でも今のところ雪菜からは兄弟が居るという話しは聞いていない。
でも顔立ちは少し似ているところがある。
特に雪菜と同じく優しい表情を浮かべた時は驚くくらい似ていたりする。
あの表情は望美さん譲りだとは思うけど。
「……」
あの精霊銃といいオルドの鍵といい、もしかしたら奇跡は――
『じゃあ今は全員居ないから話さない、そういうこと?』
「多分」
『……なにそれ』
クレールは息を深く吐くと先に行くように飛んで行く。
俺はその背中を見つめ目を細めた。
クレールの言う通り奇跡の存在は謎が多い。
一緒戦ってくれているってことは今のところ仲間ってことなんだろうけど。
いつか奇跡が敵になる時が来るのだろうか?
『ちょっと優空。何してるのよ?』
「今行く」
でも俺は奇跡を悪い奴だとは思えない。
あいつは時々凄く優しい表情を浮かべることがある。
それは雪菜が笑顔でいる時だ。
雪菜が笑ったり元気で居る時、奇跡は遠くから様子を見守るようにじっと見ていることがあった。
その目は愛しい人を見るような目つきじゃない。
そうあの目は“家族を見守る”ような目だった。
「まさか奇跡は雪菜の……?」
でも今のところ雪菜からは兄弟が居るという話しは聞いていない。
でも顔立ちは少し似ているところがある。
特に雪菜と同じく優しい表情を浮かべた時は驚くくらい似ていたりする。
あの表情は望美さん譲りだとは思うけど。
「……」
あの精霊銃といいオルドの鍵といい、もしかしたら奇跡は――



