【一葵】
『おい! 待てよ一葵!』
「お前まで来ることないんだぞ?」
『そういうわけにも行かないんだよ』
クロアは俺の目の前まで飛んで来ると険しい表情を浮かべながら言う。
『本気なのか? 今回の作戦に参加しないって』
「ああ。俺はあいつらのやり方には賛成出来ない。未来の為に犠牲を出すなんてやり方は間違ってる」
『確かにオルドたちのやり方に賛成出来ないのは分かる。でもお前は奏佑に雪菜たちのこと頼まれたんだろ?』
「それは……」
俺は拳に力を込めた。
あの時、奏佑に雪菜たちのことを頼まれて奏佑たちが帰ってくるまでは俺がみんなを守ろうと思った。
あいつらが傷つかないように戦い続けると決めたつもりだった。
でもこの先“戦い続ける”ということは、誰かを犠牲にしなくちゃいけないってことになる。
あいつらのやり方に従っていたら必ずまた犠牲が出る。
俺は誰も犠牲を出さずにこの戦いの勝利を掴みたいんだ。
『一葵。いったいどうしちまったんだよ?』
「うるせぇな。少し一人にしてくれ」
俺はクロアの横を通り過ぎて行く。
『一葵!』
後ろの方でクロアの声が聞こえたが、それを無視してある人物のもとへと足を運んだ。
『おい! 待てよ一葵!』
「お前まで来ることないんだぞ?」
『そういうわけにも行かないんだよ』
クロアは俺の目の前まで飛んで来ると険しい表情を浮かべながら言う。
『本気なのか? 今回の作戦に参加しないって』
「ああ。俺はあいつらのやり方には賛成出来ない。未来の為に犠牲を出すなんてやり方は間違ってる」
『確かにオルドたちのやり方に賛成出来ないのは分かる。でもお前は奏佑に雪菜たちのこと頼まれたんだろ?』
「それは……」
俺は拳に力を込めた。
あの時、奏佑に雪菜たちのことを頼まれて奏佑たちが帰ってくるまでは俺がみんなを守ろうと思った。
あいつらが傷つかないように戦い続けると決めたつもりだった。
でもこの先“戦い続ける”ということは、誰かを犠牲にしなくちゃいけないってことになる。
あいつらのやり方に従っていたら必ずまた犠牲が出る。
俺は誰も犠牲を出さずにこの戦いの勝利を掴みたいんだ。
『一葵。いったいどうしちまったんだよ?』
「うるせぇな。少し一人にしてくれ」
俺はクロアの横を通り過ぎて行く。
『一葵!』
後ろの方でクロアの声が聞こえたが、それを無視してある人物のもとへと足を運んだ。



