【奇跡】
オルドのやつ俺のことを上手く避けて話をしたな……。
過去で俺はヴィーナスに未来への助言をした。
アクが引き起こした『妖精戦争』を食い止めるようにと──
そして俺が助言をしたことによってシアンとリヤンは生まれた。
俺の居た未来とでは雪菜たちが辿る未来の結末が大きく異なった。
……いや、正確にはリヤンの思う通りに事を運んでしまった。
リヤンが生まれたのは俺のせいでもあるんだ。
シアンに重い使命を背負わせたことも、雪菜の心を壊すきっかけを作ってしまったのも……。
全ては俺が過去でヴィーナスに助言をしてしまったせいだ。
やはりあの時、何も言わず未来へと飛ぶべきだったんだ。
『奇跡。後悔してるの?』
「……何だシンク。久しぶりに俺の心でも読んだのか?」
『よ、読んでないよ! ただ奇跡が後悔したような顔をしていたから』
「……別に後悔なんて」
後悔はしてない、はずだ……。
過去に行って母さんを助けたことによって雪菜や俺が生まれるんだ。
この先の未来にとって雪菜や俺の力は必要不可欠になる。
だから俺は自分がしたことに後悔はしていない。
……もししているとするなら。
あの時ヴィーナスやオルドに未来のことを話すべきではなかったことだ。
たったそれだけだ。
オルドのやつ俺のことを上手く避けて話をしたな……。
過去で俺はヴィーナスに未来への助言をした。
アクが引き起こした『妖精戦争』を食い止めるようにと──
そして俺が助言をしたことによってシアンとリヤンは生まれた。
俺の居た未来とでは雪菜たちが辿る未来の結末が大きく異なった。
……いや、正確にはリヤンの思う通りに事を運んでしまった。
リヤンが生まれたのは俺のせいでもあるんだ。
シアンに重い使命を背負わせたことも、雪菜の心を壊すきっかけを作ってしまったのも……。
全ては俺が過去でヴィーナスに助言をしてしまったせいだ。
やはりあの時、何も言わず未来へと飛ぶべきだったんだ。
『奇跡。後悔してるの?』
「……何だシンク。久しぶりに俺の心でも読んだのか?」
『よ、読んでないよ! ただ奇跡が後悔したような顔をしていたから』
「……別に後悔なんて」
後悔はしてない、はずだ……。
過去に行って母さんを助けたことによって雪菜や俺が生まれるんだ。
この先の未来にとって雪菜や俺の力は必要不可欠になる。
だから俺は自分がしたことに後悔はしていない。
……もししているとするなら。
あの時ヴィーナスやオルドに未来のことを話すべきではなかったことだ。
たったそれだけだ。



