朧咲夜3-甦るは深き記憶の傷-【完】



「………ほんとう?」


「本当」


「……ぜったい?」


「ああ」


「私が、………


「咲桜」
 

すっと、膝の上で震える私の両手を、流夜くんの右手が包んだ。


「生まれてきてくれて、ありがとう」