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「――あのねえ、私も大概付き合いを認めないわけじゃない。――し、流夜くんは私を裏切ることはしないとわかっているからね」
在義さんの変わりように、咲桜に至っては若干泣きかけていた。
在義さんは続ける。
「まあ、邪魔してほしいんならするけど。いいの? 流夜くん」
「邪魔はしてほしくないけど急に許されても気味悪いよ!」
「親に向かって気味悪いはないだろ。わかった。私が流夜くんの隣に座ろうか」
「ごめんなさい!」
咲桜が即謝ったので、ダイニングテーブルで咲桜は俺の隣についてくれた。
向かいの在義さんは、軽くため息をついた。
「流夜くんが赤面台詞簡単に吐くから、邪魔してもあまり手ごたえがなくてつまらないのもある」
……在義さんに邪魔されて、それなりに被害は被っているんだけど。
そして俺、赤面台詞とか言ってるか?



