「何って――可愛いでしょ? 桃子母さん」
「え――あ、そうだった。桃子さん見せてもらってるんだった」
「何見てたの」
話が食い違っている。
咲桜が問うから、一番小さな子を指さした。
「咲桜。今は綺麗系になったけど、小さい頃から可愛かったんだなー、と」
「………」
咲桜、胡乱に目を細めた。
「流夜くんってそのくらいの年頃の子供すきなの? え、ぺ
「じゃねえよ。お前だから可愛いって言ってんだよ。――咲桜は桃子さんに似てるけど、意思が強そうと言うか頑固そうだな」
「だよね! 桃子母さんの儚げな感じって天女の羽衣みたいだよね!」
「………」
マザコン重症すぎる……。少し治らないかな……。
彼女と女子の趣味が合うって、どんな事態だよ。



