「大丈夫、愛心は俺が守るよ」



俺は、愛心を抱き締めた。
 
赤い顔する君がいた。



「ゆゆちゃんは俺が守るよ」


少し離れた場所で、秋がゆゆちゃんに語りかけてる。


その頬は、愛心同様赤い。


一人、つまらなそうに見てる志貴がいた。


志貴の複雑そうな顔が、よく見えた。