「そう言えば、愛心ちゃんはなんで一人暮らしなの?

雷や美心は?」


ずっと気になっていた。


「それは、1月から旅行にいってまして」


「「1月!?」」


おい、今5月だぞ‼

ピッピッピッ。


スマホを耳に当てる青さんは、開け口一番に話始めた。



「(久し振りだな、雷。
今、旅行だって?ああ誰って愛心ちゃんだよ。
愛心ちゃんしばらく家で預かるから、旅行楽しめよ~)」



ピッ。


「と、言うことなんだ」


「どう言うこと??」


「だから、愛心ちゃんはしばらく家に住むから。

年頃の女の子が一緒だから、間違いの無いように……」


間違いーー?


「何、間違いって?」


分かんないのかよ。

愛心ちゃんも、分からない様で首を傾げてる。