「どう言うことだよ?」


額に汗を滲ませながら、息の整わない目黒悠は、俺に詰め寄る。


俺は、更衣室を開けた。


木戸が意識の失ったゆゆちゃんを、だっこしてる。


側に居た秋が、ゆゆちゃんに駆け寄る。


「ゆゆ!?

ゆゆ、どうしてっ」


そう、どうしてだ。


何故、こうなった?


「もしかして、蛇鬼?」


志貴が呟いた。