「明日は体育祭、応援席で応援してるからね」


ニコニコな君の体を抱き締めたら、赤くなる頬。


「可愛いな、愛心。

明日、絶対勝つから」


奴等も気になるが
この体育祭には愛心が懸かってる。


絶対に勝たないと、やばいのが分かる。


「うん、私他の人とは、デートしたくないな」


「なんか、甘えてる愛心可愛いな。


今日、一緒に寝ない?

なんもしないからっ、愛心の温もりちょうだい」


耳元で囁く俺に、くすぐったそうに震えた愛心がいた。