「ちゃんと謝れよ。

俺は仲間割れなんてしたくない。


こんなことで雷龍を、終われないんだ。

そんな半端な覚悟で雷龍をしていたわけじゃない‼


志貴、生半可な気持ちで相手を思うなら、やめとけ。
本気で守る覚悟で向き合え!!」

ただ、それだけを伝えて俺は教室を出た。



君を迎えに行く為に。。



残された俺は、志貴を見つめた。


「志貴、悪い。

ゆゆちゃんはあげられない。


ごめん」



顔をあげることすらしない志貴は、ため息を吐き出した。