教室に渋々帰ると、異様なまでに暗い。


悠くんと志貴くんの距離の間に、私は居て息が詰まるのを感じた。


「「…………」」


秋くんと、ゆゆが異質なものを見るかの様に見てるのが痛い。


助けて欲しいな。



「………なあ、志貴。


さっき、俺が来なきゃ愛心に何してた?」


今、それを聞くの?