代わり映えのない日常が、また始まる。


奈央のいない教室を見渡した。


奈央の机に置かれた一輪の花。


チラリチラリ、と見る生徒達。


俯く生徒達。


少なからず、悪かったと思ってる証拠なんだと思った。