君と過ごす時間が、私は好きだった。



地味だった高丘類に少しばかり"恋"をしていた。


気づかない内に、好きだった。



あの日君にされたこと、あの日の君の表情、私のあの時の気持ちは、消え入りそうだった。



今もーーーー




「バカ、私のトキメキ返せよ‼」



私は一人、泣いていた。