流夜くんはある程度の距離で店の中を眺めている。 ……案の定、店員さんの視線を奪いまくっているけど。 「さっき?」 「……女の人に声かけられたり」 今もかけられそうだけど。 「んー、どうだったかな。吹雪が慣れてるからあったんじゃないか?」 「………」 どんな学生だったんだ。 「吹雪さんて強いよね……」 「メンタルはな。結構病弱なんだよ、あいつ」 「そうなの?」 吹雪さんが病弱? 振り向くと、流夜くんは苦笑した。