永続(なが)を望んでくれているから、だろうか。その決断は。 小さなお店が並んだ通りに入って、一番手前の店を示した。 対象年齢は少し高めで、大学生からOLさん向けの服屋さんなんだけど、あまり可愛い系が似合わないと感じる私はよく来る場所だった。 お店に入って流夜くんの手が離れたのを少し残念に思いながらも、かけられた服を見ていく。 いつも無意識に首の詰まった服ばかりだったけど、こう見ると自分の檻(おり)が狭かったのだとわかる。 「……さっきみたいなこと、たくさんあったの?」