はたはたと手を振ると、流夜くんは半眼で肯いた。 「あーそろそろ第二波来るかな。あとは自分でどうにかしてよね」 「え?」 吹雪さんの気だるげな声に振り向くと、別の女性たちが近づいて来ていた。 ……また妹扱いだろうか。 「行くぞ、咲桜」 「え、いいの?」 「気にするな。降渡、吹雪、愛子への報告はもう十分だろ。咲桜との仲は問題ない」 マナさん? 報告ってなんだろうと考えると、降渡さんが降参したというように手を挙げた。 「ばれてた? 愛子心配性だからさー。いいよ、行きなー」 「流夜くん?」