「ね―― 「消えなよ」 言葉が最後までないままに、男性は足を踏まれた。 「言い寄る野郎は大体暴力で解決する」 「吹雪さん警官だよね⁉」 「ふゆのおかげで俺たちは被害がないから頭があがらねえんだよなー」 「吹雪さん無敵じゃないですか!」 まさに敵なし。吹雪さん無双だ。 足を踏まれた男性が涙目で逃げていくのを見て、後ろに控えていた男性たちは目を逸らし出した。 こ、怖―。 「まったくうざいよねー。流夜、お詫び今のでいいよね?」