「お嬢様!」
「美都っ!」
「美都ちゃん!」
「美都様!」
姿が見えなくなった後、ずっと後ろで見ていた4人が慌てて駆け寄ってきた。
「大丈夫でしたかお嬢様。
お怪我などはごさいませんか」
「大丈夫です。
全然平気です」
にこっと笑えば、十夜さんはほっと安堵の息を漏らした。
「なにもなくて良かったよ」
「ほんとにな」
みんな心配と言わんばかりの目で私を見ていて。
相当不安にさせてしまったことを心からお詫びした。
「にしてもあの男、どうするか」
「んなもん、消す一択」
難しい顔で考え込む一色さんに、スパッと意見する十夜さん。
さ、さすが十夜さん。
容赦ない……



