♡♡♡♡
私は静かに学校を出て、家に帰った。

「ただいまぁ(小声)」

もうみんな寝ているけどつい癖で言ってしまった。

慌てて口を防ぎ自分の部屋に入った。

部屋に入った時大事なことを思い出した。

『24時間以内に部屋から出てはいけない。』

急に冷や汗が出てきた。

「まっまあほんとにオトモダチなんているわけ無いし大丈夫だよね……」


ポチャンッポチャンッピチャッピチャッ


水の音だ。

「おっお母さん?」

違うみたいだ。じゃあ誰なんだ?

お父さんは単身赴任だし弟は小学校の修学旅行だし……

も……もしかしてオ……トモダチ?!

逃げなくてはそう思った頃には、体が動いていた。


「追いつかれるまでに逃げなくちゃ。」




と……ん……とん……どんどん……どどどどどどどどどっっっっ




『マァイチャァンアーソビマショ』

あれはオトモダチ?ヤバい。追いついてきた?!

「ハァ……ハァハァハァ……やば……い追いつかれる。」

誰か助けを呼ばなくちゃ