チラリ、と振り向いた俺は、目を潤ませたゆめに欲情しそうになった。



純真無垢な君……


何も知らない君に触れるのが怖かった。


「分かったよ、だからそんな目すんなよ。

部屋行くぞ」


なんでだろう…………


胸の中に広がる好きが、溢れる。



俺の部屋に、ゆめを招いた。



平常心だ。


治まれドキドキ。