「本当に?嬉しいよ私も、先生が好きッッ」


好きが溢れる。


愛しい君の頬に手を添え、見つめた後ーー


キスをした。


誰も知らない秘密の関係に、酔いしれた。


玄関先で立ってるのもしんどそうなゆめを、抱えた。


「やべー、なんかゆめ押し倒してぇー」


パコッ


「いてぇ!!」

いきなり、ゆめに殴られ抗議したがゆめの顔は真っ赤だ。


「バカ、エッチ!!

私、初めてなんだからね。

だから、まだ怖いの………」


頬を赤く染め、俯くゆめがチラリ、と見た。