「そっかそっか、怖かったね」

清隆が、ゆめの髪に優しく触れる。



パシッ

「おい、触るな‼」


俺はその手を払い落とす。


「ヤキモチ妬きの男は、嫌われるぞ」


「あ?」



「嫌わないよ、私ーー。

透、大好きだからッッ」



険悪な雰囲気からの"LOVE"に………。



「リア充いやだわ」



と答えた清隆がいた。