「ほら、着いたぞ。暗いから足元気を付けろよ」

「わかった」


私は先生の後を追って歩く。

本当、暗いな。

思ったのも、束の間、、


「きゃっ」


何かに躓き、傾く体。

地面まで、数メートル。

ーーーグイッ


引かれた逞しい腕に抱き止められた。