思えば思うほど、涙が流れる。


一度も目を逸らさない透が居た。

どうして………?

見ないで…私を見ないで。

なのに、透は一度も目を逸らさない。



やっと離された私は、、


ソファに転がって泣いた。


見られたくなくて、顔を伏せて泣いた。




「ゆめ…………必ず、助け出すから待ってろよ」




君の声がするーーー。



暖かく優しいあなたの声がする。



私は、、貴方がたとえ、暴走族の総長だったとしてもーー


ずっと好きーーーー*