「透??…………とっ……………る?」


怒った顔………


浅野修平を睨む透がいた。



透ーーー?


いつもの透じゃない。


それはすぐに分かった。


「浅野 修平だな。




ゆめに手を出したこと、後悔させてやる」



いつもと違うしゃべり方。


「はいはい、まだなんもしてないよ。

まだ、なんもしてない。これからだ」


なんの合図か、私は強引に唇を奪われた。


「やっ!!」



やだ、見られた。

見られたくない、透…………



見ないで…………っ。