けどもう関係ない。

金龍の総長はとっくの昔に消え去った。


「それが、関係あるんだわ。お前に恨みのある亡霊達がまだ残ってる。」

「別に何が襲って来ても関係ない。」


俺が負ける訳ねーし。


「じゃあ、ゆめちゃんは?



ゆめちゃんになんかあったらどうする?」


ゆめーーー?


ゆめに、なんかあったらーーー



「ゆめに絡んでる話なのか?」




切り出そうとして、職員室に人が入ってきた。


後で話す、と呟くと、頷く志水がいた。