それから私達四人は学校の中庭にあるベンチに腰かけてお昼を食べた。
外は雲ひとつないくらいよく晴れていて、少しだけいい気分になった。
「かわいいパワー注入? 愛子。高校生にもなってそれ本気で言ってたのならあなた正気じゃないわ」
「え~! 愛子のお兄ちゃんにしてあげるとすっごく喜ぶんだよ? 元気になったって!」
「はぁ、それはただ甘やかされてるだけよ。愛子のお兄さん愛子を溺愛してるから」
クールでサバサバした優等生の志芳ちゃん。
ナルでうざかわなギャルの愛子ちゃん。
ふと疑問に思ったけど、愛子ちゃんと志芳ちゃんは性格が正反対なのに、どうして友達になったんだろう?



