もしかしたら、 突然、超イケメンの王子様が私に告白するためにアポなしで押し掛けてくる! Or 帰り道に人気アイドル事務所のスカウトに遭う! みたいのだったらどうしよう!! 私、どっちも選べないかも……!! 私はそんなことを色々と考えながら真夜中になるのを待った。 夜の11時半、パジャマに着替えてベッドの上でスマホをいじっていると、 「きたっ!!」 また、あのメッセージが表示された。