大勢の人の命か、 同じ学校の二人の生徒の命か…… それを私は単純に、 命の数で選択してしまった。 仕方がなかった…… こうするしかなかった…… そう自分に言い聞かせながら、私は落ちた生徒を見るためにおもむろに窓から下を覗こうとした。