手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~


「希望ぃ……!!」


志芳ちゃんは痛みで倒れる私に駆け寄った。


電灯がもう一度、点滅し、
それからまた公園をもと通りに照らし出した。


気がつくと鎌を持った骸骨の姿も消えている。


「今、止血するから……!!」


ぱっくりと開いた傷口を志芳ちゃんがハンカチでふさいだ。