手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~


「「きゃああああああ……!!!!」」



電灯に一瞬だけ照らされたそれを目にしたとき、私と志芳ちゃんは思わず声をあげた。


「アアアア…アアアア…………」


私の後ろにいたのは、
血まみれの和服を着た腐った骸骨だった。


骸骨は頭から長い白髪の毛が生えていて、
それが地面まで届いていた。


骸骨の手には死神のような大きな鎌が握られている。


「ひぃ……!!!」


そして、その鎌の刃先は、私の首にぴたりとついていた。