手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~


ジリ,ジリジリ………!!



「きゃ……!!!」


「なに……!?」



公園を照らしていた電灯の明かりが点滅する。


公園には一瞬の暗闇と点灯が繰り返された。



「怖い!! 怖いよ!! 志芳ちゃん……!!」


「大丈夫、大丈夫だから……!」


夏なのに冷たい冷気のような空気の波が私の首筋をヒンヤリとなめる。



なにかが来る……。



私は直感的にそう思った。