手のひらの天秤 ~究極の選択ゲーム~


「これが私が隠してたこと。志芳ちゃん、こんな話、信じてくれる?」


「信じるもなにも、希望が泣きながら訴えてくれたこと、親友の私が疑うわけないじゃない」


「ありがとう。志芳ちゃん」


志芳ちゃんは私の手を握った。


「怖かったわね。希望。辛い選択肢をよく一人で乗り越えてきたわ」


「志芳ちゃん……」