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「ただいまー」
「お邪魔しまーす」
結局、圭介がわがまま言いまくって将希は先に帰ってもらった。
と、いうか
圭介が放課後先生に呼び出されて帰るのが遅くなったんだ。
まあそりゃ茶髪な上に遅刻だしな……しかもネクタイもなかったし…
「おっそ」
「圭介が先生に怒られるから」
「真希って神谷さんのせいにすればなんでも解決できると思ってるだろ」
「思ってるね」
私はそれだけいって、着替えもせずにエプロンつけてキッチンに立った。
そして圭介も、私と一緒にキッチンへ来た。
「制服にエプロン姿とか萌えるわ~」
「変なこと言わないで。
将希と座ってなよ」
「いや、将希より真希だから」
なんて、意味不明なこと言って私のそばにいる。
将希もテレビも見ずにこっち見てるから恥ずかしいわ……
「真希何つくんの?」
「無難にからあげ。
将希も好きだし、圭介も好きでしょ?
すぐできるから、待ってて」
「やだ。ここにいる」
……だから将希いるのに、そう甘い雰囲気を出すんじゃない。
恥ずかしいじゃんか。
「……神谷さん、真希のこと好きすぎじゃないっすか?」
な、なんつーことを言ってんの、こいつは!!
変なこと聞くんじゃないよ……
「好きだから付き合ってんじゃん。
……見たくなかったら将希部屋いってて」
そういったら将希はリビングを出ていった。
「…んもー、圭介
将希に変なこと言わないでよ」
「いいじゃん。
それに、将希がいると真希がそばにいさせてくれないからちょうどいいや」
そういって、鶏肉を切ってる私の後ろにきて、私に抱きついてきた。
「いっ…!」
だけど、私のお腹の鈍痛が襲う。
数日前殴られたあそこが、まだ痛むんだ。
「あっ、ごめん
お腹痛いよな…」
「え?……どうして知ってるの?
…もしかして、あの日私を助けてくれたの…」
「あー…、俺。
将希から連絡きてさ」
……ってことは、あの日助っ人頼んだってのが圭介だったってこと…?
なんだ…そんな近くにいたんだ…
「ね、お腹さわらないからここにいていいー?」
「ダメだよっ!……っ、」
離れて、と言おうと後ろを振り返ったら、圭介の顔が思ってた以上に近くて、ぶつかりそうで直前で止まったけど
「んっ…。」
圭介は、そのまま私にキスをした。
「…やっとだー。
久々にキスでーきた。」
「……あとでできるじゃん、もう」
なんてキッチンでしていたら
「いちゃついてる暇あったら早く飯」
まさかの、将希がドアからこっちを見ていた。


