絶望を超えたその先には



「なんでD塔!?」











いくら今が、放課後だとしても…行きたくない!!








「だって俺、D塔の2–5の担任だからな」
















えっ…初耳、。






「知らなかった…」












「だろうな。お前、始業式遅れてきやがったもんな」










くっくっくっ…と笑う莉音ちゃん














「あー!そうだった…」









忘れてたけど、。







蓮と一緒に登校した時だよね。















「さっさと行ってこい。」











さすが悪魔というべきか…、莉音ちゃんは
こんなに嫌がってる私を廊下に放り投げた。
















「ぎゃ…!!……いった!!!」





















重い荷物のせいで手が塞がってる私は、お尻から放り投げられたからお尻がめっちゃ痛い