ん…?
そういえば…、
『夢って呼んで』ってさっきの保健室で言ってような…。
いや、確かに言ってたわ…。
「やばいところに遭遇してしまった…。」
「え?なんて??」
隣にいる恵麻が不思議そうにこっちを見てくるから私はガシッと恵麻の肩を掴んで思わず、ガクガク揺らした。
「うっ…わ!なに!?なんで揺らしてんのー!?」
恵麻の叫び声でハッと正気に戻った私は、すぐさま恵麻から手を離した。
「あぁっ!ごめん!!」
「ふぅ〜、…で?」
どうしたの?って聞いてきた恵麻にさっき私が気づいたことを話した。
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