「え?なんの音??」
きっ、聞こえちゃってた!?
こうなったら静かに退散しなくてもいい!!もうここに人がいるってバレてるんだし、いーよね!?
うん、そうしよう!!
「ふっ、可愛い〜お腹の音だったね?彩綾ちゃん??」
え、なんで私の名前。
てか私のこと見えてないでしょ!ベットにはカーテンが閉まってるし!!
「やほー!彩綾ちゃんって顔に似合わず、盗み聞きが趣味なの?変態〜」
カーテンからひょこっと上半身半裸なのがわかるくらいに出てきた謎の男。
ニヤリと笑いながらあんたには絶対言われたくないワード…、『変態』っと私に言ってきた。
「ち、っ…」
「ち?」
「違うわよ!変態っ!!!」
そっちが変態だし!!
学校でなにやってんのよ!?
そう思いながら、保健室から逃げるように出た。

