極甘同棲~エリート同期の独占欲を煽ってしまいました

いつも一緒に仕事しているひとをこうして誌面で見ると、ちょっと不思議な気持ちになる。
やっぱり彼女たちは、あちら側のひと、という感じ。そういえば彬良くんもだ。

彬良くん今日は何時くらいに帰ってくるのかな、会食だっていうけど。スマホをチェックしたけれど、メッセージはなかった。
会食・・わたしには縁がない世界だな。頼まれて店の予約をすることはあるけど、出席することはないから。だいたい出たところで話についてゆけないだろうし。

ぱらりとページをめくる。ふむふむ、体型別パンツ選びか。サイズ合わせが楽だからついスカートに頼っちゃうけど、パンツを履きこなせてこそ大人の女性だよね。

リビングのソファは素晴らしく座り心地がよくて、すっかり体をあずけて雑誌を読みふけってしまった。