「青くん、なんか恥ずかしいよ」



ぽつり、と呟く美心。



「美心、俺ーー


好きだよ。



いつか、本気にさせるから覚悟しといて」



青の言葉に、顔を赤くして胸に顔を埋めた。



「恥ずかしくて死にそう」



涙目の美心。


愛しそうに見ている青。



そして、そんな姿に嫉妬している俺がいた。