君の隣で眠りたいーー

青と美心ーーー


「美心、家まで送るよ。バイクだけど乗り方分かる??」


「いいよ、私の家近いから一人でーー「ダメ!!」



美心の声を遮る青。


真剣に見る美心。


瞳が交わる一瞬ーーー



頬を、染めた美心が青を見つめた。


「美心は、分かってない。


美心は、可愛いんだから一人で帰せるわけない。

分かった??」


「はい」


小さく俯く美心の頬が、赤い。