「俺、雷龍の幹部。


蓮池 廉(ハスイケ レン)。で、この緑の頭してんのが、目黒 青(メグロ アオ)。


んで、この黙ってんのが黒羽 真也(クロバ シンヤ)。



そして、我等が総長様!!いてッッ」



あっ、叩いた。


総長様と言われてる、漆黒の彼。



「俺が言うからいい」



前を見据える彼の目からは、濁りのない瞳。



「雷龍総長、橋爪 雷(ハシズメ ライ)。


怖かったな、大丈夫か?」



橋爪 雷。。




彼らと出会ったのは衝撃的で、私は自分の身のことなんて、忘れてしまった。