「本当、可愛すぎだろう。


なにこれ」



俺の言葉に美心は、首を傾げるだけ。


きょとん、として見る大きな瞳。


華奢な腕、お人形みたいな美心。


「どうしたの、青くん」



心配そうに見る瞳も、今は俺が独占している。