ギュッ、と回された腕。


目を見開く私ーー。



悔しそうに見る廉くん達。




なんだろうーーー。



気持ちが溶かされてくーーー。




私は目を閉じた。




そして、夢の中へ落ちていく。




この日、私が初めて貴方の腕で寝た日。



私はモヤモヤした自分の気持ちに、気付いた。



私は………雷くんが好き。。